2024年5月30日にパナソニックグループが執行役員の選任に関するプレスリリースを出しました。
株式会社メルカリの人事執行役員CHROであった木下達夫氏が、2024年7月1日付けでパナソニック ホールディングス株式会社に入社し、パナソニックグループのグループCHROに就任予定。

木下氏の経歴やメルカリとパナソニックの違い、前任者などについて紹介します。
パナソニック新グループCHROの木下達夫氏
木下達夫氏の基本情報
| 名前 | 木下 達夫 (きのした たつお) |
| 出身大学 | 慶應義塾大学 |
| キャリア | 1996年:P&Gジャパン 採用・HRBP 2001年:日本GE 人事部長 アジア太平洋地域の組織人材開発、事業部人事責任者 2018年:メルカリ 執行役員CHRO 2024年:パナソニック グループCHRO |
木下達夫氏のインタビュー・登壇記事
木下氏は主にメルカリ所属時に、インタビューやイベント登壇に積極的に参加していました。
木下氏のインタビュー・登壇のまとめは下記の記事をご覧ください。
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メルカリとパナソニックの違い
今までの外資メーカーの日本法人・サービスベンチャーから、古き良き日系大企業メーカーをネクストキャリアとして選んだ木下氏。
企業としての性質が異なる中で、どのようにパナソニックに変化をもたらすことができるか大変楽しみです。
前職のメルカリと、パナソニックの違いをご紹介します。
| メルカリ | 項目 | パナソニック ホールディングス |
|---|---|---|
| 2013年 | 創業年 | 1918年 |
| 1,315人 | 従業員数 | 1,347人 (連結)233,391人 |
| 35.6歳 | 平均年齢 | 43.6歳 |
※2 日本経済新聞 パナソニックホールディングス 企業概要
※3 データで見るパナソニックグループのDEI
※2024年6月19日調べ
上記のパナソニック ホールディングスは、ホールディングス全体の親会社の位置づけであり、木下氏が務めるグループCHROはホールディングス全体を見る役割となる。
そのため、担当する従業員数はかなり増えることとなる。
パナソニックグループCHRO:前任者は?
前任者は現グループCEOの楠見氏!?
パナソニックグループCHROの前任は、現パナソニックグループCEOの楠見氏。
2024年3月末をもって、5年間CHROを務めた三島茂樹氏が退任した。
おそらく当時すでに木下氏の就任は決まっていたと考えられるが、間を埋める形で楠見CEOが代行していました。

三島茂樹氏の基本情報
代行ではないCHRO専任として前任者である三島氏は、2022年のホールディングス化も経験。
| 名前 | 三島 茂樹 (みしま しげき) |
| 出身大学 | 大阪市立大学 |
| キャリア | 1987年:松下電器産業(現:パナソニック) 2019年:パナソニック グループCHRO 2024年:イオンフィナンシャルサービス |
三島茂樹氏のインタビュー・登壇記事
三島氏は発信活動も積極的に行ってきました。
三島氏のインタビュー・登壇のまとめは下記の記事をご覧ください。
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前任の三島氏のネクストキャリア
2024年3月末でパナソニックグループCHROを退任した三島氏のネクストキャリアはイオンフィナンシャルサービス。
2024年4月1日付けで専務執行役員 人事総務責任者に着任となっている。(【参考】プレスリリース)

イオンフィナンシャルサービスは、イオンカードやイオンウォレットなどを扱うイオングループの金融事業企業。
パナソニックとイオンフィナンシャルの違い
| パナソニック ホールディングス | 項目 | イオンフィナンシャルサービス |
|---|---|---|
| 1918年 | 創業年 | 1981年 |
| 1,347人 (連結)233,391人 | 従業員数 | 212人 |
| 43.6歳 | 平均年齢 | 42.6 歳 |
※1 日本経済新聞 パナソニックホールディングス 企業概要
※2 データで見るパナソニックグループのDEI
※3 日本経済新聞 イオンフィナンシャルサービス 企業概要
※2024年6月19日調べ
従業員数の規模がかなり少なくなり、これまで新卒からパナソニックという大企業に身を置いていた三島氏にとって、新しい挑戦となります。
パナソニックでの経験をどのようにイオンフィナンシャルサービスで発揮するか、今から楽しみですね。
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